30さいになったよ

ついに。

ありがとう、さんじゅっさいになりました。
２３時までバイトでしたが　バイトの人たちに何歳かきいてもらって　「２９さいです」ていうのを数回繰り返しました（いえるうちに言っときたかった）ので　悔いはありません。

帰り自転車にのって空を観ると満月。
月が明るくて明るくて　私を照らしました。

鏡のような光で　青い光でわたしは　なんだか全部がきれいになった気がした。
帰ってからさっきまでずっと月をみていました。
明るいけれども、まぶしくない　やさしい月のひかり
パソコンの光はやっぱりまぶしいです。

月の光に当たっていると、とても穏やかになります。

なんていい３０歳の迎え方をしてるのだろう。
なんだか近くに小川があるのか、だれかの庭に水が流れているのか　いつも窓から　ちいさく水の流れる音がして
その音を聞いて、月を見て、　ときどき揺れる木の音をきいています。
遠くでまだ電車の走る音も聞こえます。
ここは静かなところです。

わたしはこれからどんなになるんだろうか。

わかったことが一つ。
場所が変わっても　私の中身はかわらないんだな　ということ。
もうひとつ。
無駄なもは　ひとつもない　ということ。

すべてつながっている。
ほどけても、ほどけても、隣につながって　思わぬところで顔をだす。

今日のこの日もきっとどこかにつながっている。

そう思うと、もっと日々が大切に思える。

とかいってもさ、やっぱ時々　ぐるぐるまわって落ち込んだり
迷ってしまうけれど。

だけどこれから、すこしだけ　目線を高くして生きていこう。
きっと、それが年を重ねるということなのかもしれないな。

みんなに、ありがとう、て思います。
ここでこうして　月を見て　ありがとうと思える私をつくったのは　
みんなです。ありがとう。
人だけじゃない　全部に思います。
ありがとう。
これからもどうぞよろしく。