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2011/11/03

リサイクルクル

先日 ハイデがちょっとてつだってほしいことがあるんだけどって言うから 
もちろんなんでもお手伝いします と ついていったら
それは ゴミ出し。
こちらは 基本的に
紙、ビニール類、パック類、缶ビン、生ゴミ、その他なんでもゴミ(と勝手に解釈してるけど実際のところそれで正解なのかしら) とゴミ箱が別れている。
でところどころ、通りとかに大きな丸みを帯びたドーム型のゴミ箱(人より大きいか大きくないかくらいの高さ)があって 白いのと、みどり、茶色 と色が別れている。
なんでしょうか。 そうです。 ビンです。 ビンをそこに捨てるのです、 色分けして。
その横にはたいてい、服や靴をすてるゴミ箱も置いてあったりする。


公共のゴミ箱はもちろんそう。各家もそうだと思う。
私も自分の部屋のゴミをわけてる。紙とビニール。そしてアパートの場合は
たいてい中庭みたいとこに 大きなゴミ箱が種類毎にあって そこに各家からでたゴミを分けて捨てる(特に曜日とかはない)
でもここは一軒家だから どうやって捨ててるんだろうなって思ってた。
物置のとこに大きなゴミ袋が数袋あって、そこに 紙とか ビニールとか分けていれている。
たまったらハイデがどっかに持って行ってるのはなんとなくわかってた。

今回はそれをすてるとこに着いていくのです。
車で数分。

広いところに たくさん大きなコンテナみたいなのがある。
それが こう、なんていうんだろ、 日本のゴミ集取車の後ろって なんか 常に押しつぶすのが 回ってますよね あんなかんじになっていて そこに 紙なら紙 ビニールならビニール といったかんじで 投げ入れる。
ハイデはそれがすっきりするから好きだといっている。たしかに 豪快に大きな袋の中身をざーーーっとあけて それを押しつぶしてしまうのだから。ここは 彼女のフェイバリットプレイスのひとつでもあるらしい。

家電系(これは押しつぶすとこじゃなくて まとめてある)
、服、靴 などなど みんな車でつぎつぎやってきては どんどんすてていく。
なんで別れてる買っていったらおわかりの通り リサイクルするためです。
そして そこで ゴミ袋も売っている。ハイデ曰くゴミ袋が すごく高い。
一枚数ユーロするとのこと。(生ゴミのやつかな)
で ゴミ箱を年間20ユーロくらいで借りると、家まで回収に来てくれてお得らしい。
次はそれにするみたい。

ゴミを自分でもっていって(しかも自分でそれぞれ分類されたとこに入れていく)
なにか少しお金でも帰ってきたりするのかなと 思った自分がはずかしいほどに
あたりまえにリサイクル意識(?)のようなものが根付いているんだな さすがドイツだな 。と思った。みんながみんなではないとは思うけど、けっこう人がゴミ捨て場に来ていてそれぞれ捨ててた。

その後近くに安くてよいランチ食べれるとこあるけどよかったら行く?
っていうので ちょうどおなかもすいてたのでいってみることに。
住宅街の真ん中でまずわからない建物(工事中でなおさらわからない感じだった)
そこはmittelhof(ミッテルホフ)
というところで、なんていうか、公民館とか地域のコミュニティーセンターのような感じで
子供たちやお年寄りやなんかイベントがあったり、ちいさなコンサート(市民による)があったり、あとなんていってたっけな
親が病気だとかの子供がなんとか、、っていってたな、、
壁には子供たちの作品がいっぱい飾ってあった(おばあちゃんへ とか そういうの)
そこのランチが 安くてなかなか良いからと。たしかにお客さんたくさん。
日替わりでメニューが変わるみたいで今回はサラダ、スープ、トマトとソーセージのパスタ でした。 そしておいしかった。わたしは全部入りのセットにしたから6ユーロだったけど
単品だけでもいい。そしたら2ユーロとか3ユーロとか。
目の前が警察署なので 警察っぽい人も食べてた。
そこでも フォルクスホッホシューレみたいに カルチャープログラムが盛んに用意されてるようで わたしは太極拳をやりたかったから探したらあったけど この地域ではなかった。
こういう地域の公共の施設も上手に利用していて賢いなとおもった。


今回はちょっとまじめなお話でした。

追記

聞いた話によると 靴や服をすてる箱は ゴミ箱ではなくて そこからチャリティーのお店に運ばれていって 売られたりもするらしいです。 
いいシステム!

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